ファクタリングで返せない状況になったらどうなる?

悩んでいる男性

銀行やビジネスローンといったところから資金の借り入れを行った場合には、経営状況によっては返済することが出来なくなってしまうことがあります。そのような場合になってしまうと最終的には廃業や倒産してしまうケースが多く、仮に返済不可能となってしまい借入金を返せないとなると大変な事態になってしまいます。では、ファクタリングによる資金調達を行った場合に、返せないような状況になってしまうと一体どうなってしまうのでしょうか。

そもそも、売上債権を売却するファクタリンによる資金調達の場合には、銀行やビジネスローンからの借り入れによる資金調達とは違い、返済義務というものはありません。ただ、ファクタリングで返済不可能と近い状況には、売掛債権が発生している取引先が倒産することによる売掛金の回収不能が該当します。

基本的にファクタリングの場合ではノンリコースという、償還請求権が無いのが一般的です。償還請求権とは上記で紹介しているような取引先企業が倒産ししてしまった場合に、ファクタリングの利用会社がその代わりに売掛金を保証する義務があるかどうかの有無になります。ノンリコースの場合では、取引先企業が倒産してしまい売掛金が回収できなくても自社に対しては特に損害はありません。

一方、償還請求権が無いノンリコースに対してはウィズリコースという償還請求権が発生してしまう取引形態のファクタリングがあり、ウィズリコースの場合には取引先企業が倒産してしまうと利用会社が売掛金を保証しなければなりません。そのため、取引先企業が倒産してしまい売掛金の回収が不可能な状況になってしまう場合には、ノンリコースかウィズリコースかで大きく異なっていきます。

日本のファクタリング会社の場合では基本的に償還請求権が無いノンリコースが一般的になるため、仮に取引先企業が倒産してしまっても利用会社には保証する義務は発生することはありません。そのため、銀行やビジネスローンからの融資の場合では返済不可能な状況になってしまうと倒産してしまうリスクが高くなってしまいますが、ファクタリングの場合には返済不可能な状況になっても利用会社には損害はほとんどありません。

ただし、ノンリコースのファクタリングの場合にはウィズリコースよりも手数料が高くなってしまうので、取引先企業が大手で倒産するリスクが極めて低い場合にはウィズリコースで資金調達する方が手数料を抑えることができます。